世の為、ひとの為

世の為、ひとの為

私利私欲・党利党略・主義主張を超える理論は、 世の為・人の為がそれである。 法律をも超える事が出来る。 手柄を立てるには、世の為人の為という、 善意と思いやりがなければ、輝かしい功績は残せない

 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 
 

最終章 卑弥呼の墓



69a89baa.jpg0fad0cbf.jpg678e545d.jpg

卑弥呼の亡骸は、邪馬台国に帰ってきた

「卑弥呼死す」

口コミで九州全土にあっという間に伝わった・・

弔問で人の波は途切れず・・何日も続いた・・

盛大な葬式の儀式の、あとで、埋葬された・・

亡骸は・・・夫と娘の眠る、傍らに永眠した・・

「姉さん”いずれ”俺も行くよ。家族にやっと会えたね”」

難斗米は肩の荷を降ろしたかのようにほっとした

不思議に涙は出なかった・・

「寿命が尽きるまで・・健康」・・・

生きとし、生きる者の願いだ・・・理想的な死だ・・・



数日後・・・・

難斗米は百人の奴婢を集めた・・

魏から持ち帰った銅鏡の入った包みを開いた・・

鏡を一枚、また、一枚と奴婢に持たせた・・

「良いか!”決して、命令のあるまで、裏を見てはならぬ!”

 裏は、鏡という”・・鏡は自分の顔が写る!”

  全員”裏返せ”自分の顔を見ろ”」

難斗米は命令した・・・・

奴婢たちは恐る恐る・・従った・・・

難斗米「良いか”鏡は人の魂を吸い取る”

    お前達は卑弥呼様を慕っている”

    尊敬の念を忘れぬ限り、災いは決して起こらぬ

    卑弥呼様は慈悲深いお方だった・・・

    人の命を救って、救って、救いまくった

    お前達も、その一人であろう・・・・

    呪いなんか掛かりはしない!”安心しろ

    この鏡は、お前達の尊敬の念のこもった鏡だ

    卑弥呼様に永遠の供をしていただく・・・・

    お前達の身代わりとして・・・・

    決して”掘り起こしては罰が当るぞ”・・良いな”」

そして・・うわさを流した・・百人の奴婢を殺してお供をさせたと・・

宝物の盗掘を防ぐ為に流したうわさだった・・・

未来に残す貴重な財産

邪馬台国の位置を示す場所の証拠に・・・

魏の軍旗も一緒に埋められた・・・・・

そして、場所を示す金印・・洛陽と志賀島を結んだ直線を

延長したら・・宇佐神宮だった



月日がめぐり・・・大和朝廷が社を建てた・・・

社の名は・・宇佐神宮・・

全国にある八幡宮の総本山だ・・・

祭神は・・神宮皇后・一姫・・応神天皇を祭る・・

妻が神宮皇后だから、夫は天皇だ・・・・

卑弥呼の不思議な能力は・・天界から夫が教えていたに違いない

夫婦の心は・・・この世とあの世をつなぐから・・

妻の問いに応じた夫・・・応神天皇と命名された・・・

魂は・・・先祖に・・伊勢神宮

心は・・・子孫に・・宇佐神宮

我が身は・・国家に捧ぐ・・・これが天皇のミコトノリだった

宇佐神宮の広大な敷地と共に、代々の墓守は・・

難斗米の子孫が命を受けた・・



銅鏡は・・・・百体神社の地下に今も眠っている

今から・・千七百五十年前の出来事だった・・・



写真は

左から 宇佐神宮

真ん中 卑弥呼・一姫(娘)応神天皇(夫)}{レプリカ}

右端  百体神社・・宇佐神宮の末社




スポンサーサイト

 
 

第103話 魂の旅路



難斗米の独り言・・・・・

「姉さん!”一変に年を取ったな?”

 都に行く前と、帰りの今とは、たった数十日しか

 経ってないのに・・10年の時が経たようだ・・

 なぜ? 使命は終わったと称していたが、もう少し

 長生きをして欲しいが・・もう限界かも・・・・

 わしも、年を取った・・・年の離れた弟ゆえ、姉の長生きに

 ついて来れた。年子の姉弟だったら・・

 わしは、とっくに寿命が尽きてた・・・

 それにしても・・・・良く寝てる・・・・・」



「おかあさ??ん」

娘の声が聞こえてきた・・・・

「早く”早く”」

丘を勢い良く登っていく娘の声だ

「おねえちゃ??ん”まってよ??」

末娘の声だ・・・

「そんなに”急いで、転ぶなよ??」

夫の声だ・・・・

「海だ???」

「わあ??すごい」

「きれい??」

豊後水道と玄界灘が目の前に広がっている。

遠くに四国の岬も見える・・

「あ??あれは、本宮山に登った・・あの時だ」

「おかさ??ん”お腹が空いた」

「そう”では、お昼にしましょう”」

夫と娘に囲まれ・・・幸せだった・・・

その幸せが・・・暗転した・・・



「あ?ひどい”貴方”起きて”・・私を一人にしないで・・」

はやり病で、夫と娘が一緒に死んだ・・・

余りにも悲しすぎて、涙が止まらない・・・

やがて”涙が・・・・枯れた・・



お?”そんな”夫が、娘が・・・起き上がった・・・

「卑弥呼”」

夫が私を見て、声をかけてきた

「お母さん”」

娘も私を呼んでる。

「俺も、娘も・・お前を待ってたよ」

「長いこと待たせてごめんね”」

「な?に”ホンのつかの間だよ”・・待ったのは

 さ?一緒に行こう”」

娘と夫が手をつないできた・・・

あ?・・体が・・・天に昇っていく・・・



卑弥呼の寿命が尽きた・・・・



 
 

第102話 走馬灯が回る



卑弥呼は自分の天から与えられた使命をすべて終えた”

「もう”思いも越すことはない」

死んだ”はずの命に再び火が灯った”

その理由は、今までの使命が、延命させた・悟った・・

別れ際に、帝は・・・

「もう”再び”会えることはお互いあるまい”

 せめて、寿命が尽きるまで、健康でいたいのう”」

「そうですね?”ほほほほ?」

お互いの顔を見詰め合って笑った・・・・



卑弥呼の一行は来た道を引き返した。

大阪にたどり着き船に乗った。

風は順風”船は水面を滑るように進んだ・・

旅の疲れか”眠ってばかりの卑弥呼に難斗米は声をかけた

「姉さん”淡路島だよ”」

卑弥呼は弟の声で目をさました。

「あ?淡路島か”」

夢で見た島”脳裏に、イザナギとイザナミが浮かんできた

夫婦の会話が聞こえてくる・・・

「あなた”もう”明日食べる食い物が無いのよ”どうするの?」

「何とかなるさ”これから探してくる」

この会話から始まった夫婦の旅路・・・

工夫と努力と優しさの旅が・・やがて・・世界を包んだ

夫婦の旅路を追い始めた・・・

この仲の良い夫婦にも別れがやってきた。

3人目の子を産んだとき、無事に出産はしたものの、

出血多量で亡くなった、女は、命を生み出すのは

命がけですものね、・・・

血まみれになって、壮絶な妻の死を受け入れることが

出来なかったイザナギは、私のようだ!”・・・・

もう死んだのに”切なく、寂しくて、墓まで掘り起こした

そこまで似ている・・あ??・・・

また、睡魔が襲ってきた・・

「目むい”もう”起こさないで」・・弟に告げて再び眠った・・



「ふふふ!”くすぐったいわ”」

夫が私の乳房に手を伸ばしてした。結婚して、式が終わった

その後の初夜だった・・

夫の暖かいその手が・・・くすぐったいから・・だんだん・・

心地が良くなっていく・・・そして・・ふふふ・はずかしい・・

「こんなことをして、貴方は”気持ちがいいの?」

確か”私が質問したわ”

「ああ”すごくいい”・・もう”忘れられん”」

そういって・・毎日”抱いてくれた・・・

う??ん”いたい!・・初めての出産・・・

生まれた後の心地よさ・・・

赤ん坊を抱いて、乳を飲ませた・・・嬉しかった”







 
 

第101話 卑弥呼の書(古事記)稗田阿礼



侍従に連れられて、若い娘が登場した。

見るからに若い”年恰好を見ると15歳前後ぐらいか・・

彫りの深い顔立ちに、パッチリした目元・・

頬を赤くした、ほっそりとした娘だった・・

帝「そなたが、語り部か?」

娘「はい、左様でございます」

帝の前で緊張した面持ちで声は震えていた

帝  「名は”なんと申す」

娘  「アミと申します」

帝  「そうか”アミよ”これから、皇后の申すことを覚えよ」

アミ 「かしこまりました」

 慇懃に頭を下げ、卑弥呼の方に視線を向けた

卑弥呼「娘よ”そなたが語り部か”さて、

    わしはどうすれば良いのじゃ」

アミ 「普通に、喋ってください”それを覚えます」

卑弥呼「では”さっそく”はじめようか・・・」

卑弥呼が語り始めた

   「天地初めて発れし時に、高天原に成りし神の名は、

    天之御中主神、次に高御産巣日神、次に神産巣日神、

    此の三柱の神は、並に独神と成り坐して、身を隠しき。

    次に、国稚く浮ける脂の如くして、

    くらげなすただよへる時に、

    葦牙の如く萌え騰れる物に因りて成りし

    神の名は、宇摩志阿斯訶備比古遅神、

    次に天之常立神。此の二柱の神も亦、

    並に独神と成り坐して、

    身を隠しき。上の件の五柱の神は、別天津神ぞ」

・・・・・・・・

卑弥呼が語る口元を、娘はじっと見詰めていた。そして、10分ほど経つと、娘が、待ったをかけた・・・・

1分で、原稿用紙400字1枚のペース・・10分で10枚

この、繰り返しで、3時間が過ぎた・・・

 語り部の技能はすごい、、200枚の原稿用紙を、

一度”聞いただけで、覚えていた・・・

娘が語り始めた

   「天地初めて発れし時に、高天原に成りし神の名は、

    天之御中主神、次に高御産巣日神、次に神産巣日神、

    此の三柱の神は、並に独神と成り坐して、身を隠しき。

    次に、国稚く浮ける脂の如くして、

    くらげなすただよへる時に、葦牙の如く

    萌え騰れる物に因りて成りし

    神の名は、宇摩志阿斯訶備比古遅神、

    次に天之常立神。此の二柱の神も亦、

    並に独神と成り坐して、

    身を隠しき。上の件の五柱の神は、別天津神ぞ」

娘は、卑弥呼の言葉を、暗唱しながら、舞を舞っていた・・

これが、語り部の記憶術の秘密か・・・・

巫女が、神楽を舞うように、飛んで、跳ねて、回って・・・・

どうも”ここに秘密がありそうだ・・・

それにしても・・語り部の能力のすごさに、卑弥呼も驚いた・・

あの長い文章を・・たった一度、読んだだけで覚えるとは・・

卑弥呼は舌を巻いた・・・

帝  「ところで、皇后”この言葉の持つ意味は何だ、

    余に、わかるように説明せよ」

卑弥呼「これは、未来で、生まれて来る、

    天皇に伝える手紙です」

帝  「その、手紙の内容を説明せよ”」

卑弥呼「はい、この内容は、この倭国のいにしえの昔に

    素晴らしい文明が栄えて降りました。

    その、文明が突如として滅んだのでございます。

    その、滅んだ原因が、2千年先に繰り返して来ます

    その時に、立ち向かって行く人物が生まれてきます

    その人物は、帝の子孫にございます。

    その方に伝えるための言葉にございます」

帝  「お??”すると、2千年の先に、

    余の子孫が存在しているのだな」

卑弥呼「左様でございます。また、この言葉の中に、

    天皇家の生い立ちも込められています。

    皇室の由来と権威を知らしめる為に・・・」

帝  「よほど”重要なものと見えるのう」

卑弥呼「決して、失ってはなりませぬ・・・・」

帝  「娘よ”毎年の新年に余に、奏上せよ”」

アミ 「かしこまりました」 

    娘は頭を下げた

卑弥呼「アミよ”この言葉を・・祖母から母へ・母から娘へ

    娘から孫娘へ・・・・と代々語り継ぐのじゃ

    今から、5百年の彼方まで・・・

    50百年経てば、文字が出来上がる。その日までだ

    つらい、使命でもある。

    その代り、5百年間はそなたと、そなたの家族は

    決して、飢えることは無い。帝が守って下さるから」

    ゆめゆめ、忘れるでないぞ”

    そなたの名は、稗田阿礼と名乗れ”

    言葉を受け継いだ者が 稗田阿礼だ”良いな”

卑弥呼「言葉ではわからぬ・・しかし、文字になればわかる」

卑弥呼は・・肩の荷をすべて降ろした・・・

私の役目は終わった・・・・・

夫と娘の顔が浮かんできた・・・

さ?帰ろう”夫と娘の待っている故郷へ・・・・・

擦り減った寿命の残りを悟っていた・・・・・・・

帝はつぶやいた・・・

「神が次々と生まれて来る・・・・・八万の神か”

皇后の長大な生命も後、幾許もあるまい・・神が消える・・

実に惜しい”が、仕方あるまい・・・・」

    



 



 
 

第100話 卑弥呼の書(古事記)語り部



上京の準備は整った。

今回は難斗米と共に伊予を共に加えた。

伊予はまだ、10歳を越えた娘だが、

ヒーリングの能力に長けていた。

卑弥呼の具合が悪くなる事も考慮して、同行させた。

また、邪馬台国を継ぐ者として、大和朝廷に

紹介する為に今回の同行だった”

奈良の都は何度も往復捨してるゆえに、

道順に不安は無かったが、

ただ、卑弥呼の高齢が心配だった

船で大阪まで、跡は歩かねばならない・・

馬に乗るのも結構疲れる・・・

だが、無事に都に到着した・・



先に使者を送っていた為に壮大な迎えが待ち受けていた

「神宮皇后の到着です??」

門番の声に天子様が出迎えた...

[お?皇后”壮健で何よりだ。良く来てくれた、嬉しいぞ”]

天子の声が弾んでいた・・・天子と出会って、既に30年の

月日が流れていた・・・

来賓の間に通された、

「今度は、どんな用事だ」

待ちきれずに、天子が先に声をかけた。

「いつも、いつも、お前の要求には脅かされるからの?」

笑いながら話しかけた・・

卑弥呼は呼吸を整え

「はい”用事は二つ”一つは、この娘の紹介です。

 この子は、私の後を継ぐ者です。天子様の具合が悪くなれば

この娘を、呼びつけてください。私と同じ能力を持っていますから」

「ふ?む”この”小娘がのう”」

不思議なものを見るように、しげしげと見つめた・・

「それで、二つ目の用件は何だ」

卑弥呼は、魏の使いの話から、語り始めた。

魏の役人に書をしたためようとして、失敗したことを・・・

「なるほど”それで、わしに、どうしろと”」

笑いながら質問した・・

「語り部を紹介してくだされ”」

「語り部をか”なるほど・・」

天子は、侍従の者に命令した・・・

「語り部を連れて参れ”・・・・」

侍従は走った・・・語りの元へ・・・

やがて、語り部が到着した





 
 

第100話 卑弥呼の書(古事記)



ae2c5982.jpg

卑弥呼はただ、目の前に浮かんだ映像を追い求めた

多くの人々に知ってもらおうと、努力をした

しかし、その、多くの人々には理解不能だった。

それでも、あきらめずに、解るものを探し続けた・・・

「探したが、私が生きているこの時代には居なかった」

未来に、理解できる人物に手紙を出そう・・・

手紙・・・文字が無い・・・手紙が出せぬ・・

魏の国の文字を代用しよう・・・

文字の書ける魏の使者を招いた・・・

しかし、話は通じた・・・が・・

「とても・・書けませんん」断られた・・

「仕方あるまい・・本人の私でさえ、夢では無いかと

 疑っている・・夢ではない”断じて”夢ではない

 倭国に、縄文の素晴らしい時代があったのは事実だ

 なんとしても伝えねば・・・・・・・どうしよう・・・

未来は見えるが・・自分の明日が見えない・・・」

思い悩む日々を過ごす・・・寿命が・・磨り減ってくる

伝えねば・・・なんとしても伝えねば・・・

死を感じて、思い出した・・・不思議な書の事を・・

500年先の彼方に・・・

女が朗読して、男が文字を書いてたことを・・・

女の名は・・稗田阿礼と言った・・・ふることふみ(古事記)

場所は・・・確か・・奈良の都だった。

都は栄え、梅の花が咲き誇っていた・・

「上京しよう”天子様にお願いしてみよう”」

卑弥呼は上京の準備を始めた・・・



 
 

第99話 再び遣魏使



2182f9e9.gif

一回目の遣魏使は一つは目的を果たしたが・

二つ目の目的は失敗だった。



魏の役人は卑弥呼の能力の高さに感服した。

話を聞いて、その、話の内容に驚いた。

卑弥呼の心の中を良く理解した・・・

魏の使者がつぶやいた・・・

「とても、公文書には書けない・・

 こんな、途方もない話をだれが信じよう

 来年のことを喋れば、鬼が笑う」・・・鬼道・・か”

 今、魏は戦乱がもう少しでやっと、統一するところだ・・

 平和になれば・・倭の国と国交が開け・・往来も、もっと

 活発になるだろう・・・

 素朴な国倭国・・・なぜ?・・この国に・・卑弥呼に

 神が舞い降りた?・・・

 さて・・・どうしたものか・・・

 行きは時間たっぷりかかり・・帰りは五日・・

 失った時間をどうするか?・・距離を伸ばすしかあるまい」

・・・・・・・・・・・・・・・

卑弥呼は次の手を打った・・・

再度の遣魏使を送った・・・

魏の公文書に倭の歴史を書き残すために・・難斗米を送った

魏の王に謁見して、宝物を得るために・・

そうすれば、確実に公文書に書き残すだろうと・・・

はたして・・難斗米は持ち帰った・・・

難斗米「姉さん・・・ほら”証拠の品だよ・・と

    魏王から頂いた品物の数々を並べた」

魏の国の軍旗と百枚の銅鏡を・・・

「以って死す」・・・魏志倭人伝の中の文字・・・

卑弥呼「あ??”これで、思い残すことは無い”

 安心して”死んでゆける」

思わず、本音が漏れた・・・



「以って死す」・・この解釈が色々ある。

有名な作家や歴史学者は殺されたと解釈してる。

この誤解は何が原因か?と言えば、”黄旗”魏の軍旗

を持ち帰ったことが誤解を呼んだ・・

つまり、魏の軍隊の力を借りようとした・・と解釈したからだ

卑弥呼にとっては証拠の品の一つに過ぎない・・

「遣魏使の役目は終わった」・・・・



 
 

番外編



今週”妻が浮気します・・・・

このドラマをみて・・

最初は、腹が立った・・・

見ているうちに・・・やっぱりドラマか”・・

「奇麗事過ぎる・・・」・・



私の場合を思い出した・・・

若かりし頃の・・・もちろん妻が浮気したわけではない

むしろ、逆で浮気封じを心がけてきた・・・



「この女に惚れて、女房にしたんだ”

 後は、死ぬまで惚れてやると」・・・・

しかし、・・・思っただけでは心は伝わらない・・

そこで、考えた・・・

妻を娶ったことで、困ることが生じてきた・・・

結婚して・・・

何が困る・・・・

そう”妻の浮気だ・・・

恋女房に浮気されたんでは・・

百年の恋も一変に醒める・・・・

恋がさめたら、私の中に寝むっている鬼の心が目覚めてくる

後は一本道・・・・

可愛さあまって憎さ百倍・・・

妻が許しを乞えば乞うほど腹が立ち

どつけば、どつくほど・・・怒りがこみ上げてくる

二人で過ごした時間が色あせる・・・・

でも、・・罰を与え

・・・・・罪を裁き

・・・・・浮気封じをすれば・・我慢は出来るかも

しかし、逃げられたらもっと困る・・

・・・・手の打ちようが無い

もっと、もっと困るのは寝込まれること・・・

これが一番困る・・・

常に、心がけてきた・・・・

この理を知ってる者と知らぬ者では・・

20年、30年と時間が絶つと、大きな開きが生じてくる・・

あ??よかったな??我が家は・・・・

この効果が思わぬ御利益を生み出した



 
 

第98話 金印の道しるべ 



d69f8b0e.jpg8b76fb58.jpg

難斗米は懐に金印を抱いていた・・

姉の卑弥呼に重要な密命を負っていた。

改めて、卑弥呼の言葉を思い出していた



「金印を人知れず、志賀島に埋めろ」と・・・・

「姉さんなぜ?せっかく頂いた金印を埋めるの?」

姉の真意を汲み取れず、思わず聞き返した

卑弥呼「それは、謎を作るためだ」

「なぞ?何のために?

「この謎を解いたものが、世界を握る。ほほほほ??」

卑弥呼は楽しそうに笑った・・・

卑弥呼には、だれが、この謎を解くか・・既に知っていた

卑弥呼「実を申せば・・・これは、道しるべなのだよ」

難斗米「道しるべ?どこを示すの?」

卑弥呼「魏の都は、洛陽・・そして、邪馬台国を結ぶ直線

    なのだ」

難斗米「邪馬台国・・なるほど」

卑弥呼「具体的に申せば・・洛陽と私の墓だよ

    洛陽から金印を結び、さらに、直線を延ばすと

    私の墓だ」

難斗米「墓だって、まだ、墓なんぞ無いではないか」

卑弥呼「墓は無くとも、場所は決まっている。

    夫と娘が眠る傍らに決まってるでしょう」

難斗米「そうか!そうだよね?、だけど、姉さん、

    その、洛陽が見えるの?」

卑弥呼「ああ?”良く見えるよ”お前にはわからんだろうが、

    空から、丸い大地が見えるのじゃよ”」

難斗米「丸い大地?また解らん”」

卑弥呼「よいよい”解らん”それで良いのじゃよ」

   「とにかく、山の裾野に深く、浅く埋めるのじゃよ

    千年先に発見される場所にだ”」

難斗米「千里眼とアマテラス眼”不思議な能力だ、神がかりだ」

改めて、姉の持つ、能力に慄いた・・・



 
 

第97話 魏志倭人伝 4 使者の回想



魏の使者は旅立った”一路故郷へ”足は快調だった。

実は、昨夜、卑弥呼にヒーリングを受けた。

重かった体が、爽快になっていた

「信じられない”手で撫でられただけで、

あれほど、苦しんでいた

持病が、一夜にして、快方してるではないか”

やはり只者ではない”

しかい、だからといって、とても、

王に告げられるものではない。信じたら信じたで、

その者をつれて来いと言うに違いない。

信じなけば、信じないで、私が疑われる・・・・困った」

魏は使者は考え込んだ・・どうしたものか?・・・

そっとしとこう” 「触らぬ神にたたりなしだ」

邪馬台国は卑弥呼だけの国だ”組織は出来上がってない

彼女の死で、あの国は消えるだろう”

戦いもない平和の国・・・倭の国か・・なるほど・・・

魏の国に続いている空を眺めてため息をついた・・・

「真実を語れぬとは・・・・・歴史とはこんなものか”」



魏の一行はたちまち志賀島に着いた・・・

「なんと”ここから、行きは、邪馬台国まで1ヶ月は掛かった

が、帰りはたった5日だ・・・

老婆にはかられた・・・・わっはっはは????

回り道をさせられ、酒と女と温泉とで失った時間は

取り戻せぬ”しかも儀王に正直には報告できぬわ・・・

仕方がない、距離を伸ばして時間のつじつまを会わせよう”

それにしても、やはり、すごい老婆だ。彼女が魏王ならば

とっくに統一してたであろう”

優しい老婆の顔を、思い浮かべて・・母を思った」



 
 

第96話 魏志倭人伝 3 卑弥呼の策略



魏の使者が邪馬台国へようやく到着した。

魏王からの送り物を差し出した。

卑弥呼は丁重に使者の労をねぎらい、祭壇の高台へ導いた。

通訳を通じて会談を行った。

卑弥呼「実は使者殿へ願いの義があります」

使者「願いの義?何なりと私に出来ることなら」

卑弥呼は今までに見た、過去と未来を語り始めた

一昼夜に渡り、卑弥呼の話が続いた

魏の使者は、驚いた”

過去と未来が見えるなぞ、だれが、信じよう。確かに、

話を聞けば、さもありなん、されど、魏の公文書に、とても、

書けたものではない・・・使者は思った

使者は、思案を重ね、丁重に断った

使者「卑弥呼様、貴方の得意まれな能力を、目の当たりにして

   決して、疑ってはいない。

   しかし、その話は、聞かなかった事にして欲しい。

   魏は内乱の真っ最中だ、未来のことなぞ、だれも考える者   は、だれも居ません、明日をも知れぬ命です。

   とても、国王に申し上げることは出来ません

   私の首が飛びます」

卑弥呼「どうしても、無理か」?

使者 「無理です。一万年の歴史を、どうして書けましょう”」

    時間と紙が足りませぬ」・・・・・

沈黙が襲った・・・

卑弥呼はがっくりとうなだれた。

自分の見たことを伝えたい・・

伝えねば・・・深い苦悩が襲った

魏の使者がおもむろに、口を開いた・・・

「信じられない未来の事は書けぬが、しっかりと、貴方のことは、魏の公文書に書き記しましょう”貴方が倭の国の女王だと」

卑弥呼は仕方あるまいと、あきらめた・・・

魏の使者「貴方は、どうして、その能力を手に入れたのですか」

卑弥呼は生い立ちを語り始めた・・・

魏の使者は、涙を抑えきれず、嗚咽さえ漏らし始めた。



















 
<- 03 2007 ->
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール

日本太公望

Author:日本太公望
FC2ブログへようこそ!

スポンサードリンク
最新記事
最新コメント
フリーエリア


Archive RSS Login
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。