世の為、ひとの為

世の為、ひとの為

私利私欲・党利党略・主義主張を超える理論は、 世の為・人の為がそれである。 法律をも超える事が出来る。 手柄を立てるには、世の為人の為という、 善意と思いやりがなければ、輝かしい功績は残せない

 

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第103話 魂の旅路



難斗米の独り言・・・・・

「姉さん!”一変に年を取ったな?”

 都に行く前と、帰りの今とは、たった数十日しか

 経ってないのに・・10年の時が経たようだ・・

 なぜ? 使命は終わったと称していたが、もう少し

 長生きをして欲しいが・・もう限界かも・・・・

 わしも、年を取った・・・年の離れた弟ゆえ、姉の長生きに

 ついて来れた。年子の姉弟だったら・・

 わしは、とっくに寿命が尽きてた・・・

 それにしても・・・・良く寝てる・・・・・」



「おかあさ??ん」

娘の声が聞こえてきた・・・・

「早く”早く”」

丘を勢い良く登っていく娘の声だ

「おねえちゃ??ん”まってよ??」

末娘の声だ・・・

「そんなに”急いで、転ぶなよ??」

夫の声だ・・・・

「海だ???」

「わあ??すごい」

「きれい??」

豊後水道と玄界灘が目の前に広がっている。

遠くに四国の岬も見える・・

「あ??あれは、本宮山に登った・・あの時だ」

「おかさ??ん”お腹が空いた」

「そう”では、お昼にしましょう”」

夫と娘に囲まれ・・・幸せだった・・・

その幸せが・・・暗転した・・・



「あ?ひどい”貴方”起きて”・・私を一人にしないで・・」

はやり病で、夫と娘が一緒に死んだ・・・

余りにも悲しすぎて、涙が止まらない・・・

やがて”涙が・・・・枯れた・・



お?”そんな”夫が、娘が・・・起き上がった・・・

「卑弥呼”」

夫が私を見て、声をかけてきた

「お母さん”」

娘も私を呼んでる。

「俺も、娘も・・お前を待ってたよ」

「長いこと待たせてごめんね”」

「な?に”ホンのつかの間だよ”・・待ったのは

 さ?一緒に行こう”」

娘と夫が手をつないできた・・・

あ?・・体が・・・天に昇っていく・・・



卑弥呼の寿命が尽きた・・・・


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Comments

No title 


お墓かー!

そうね大切ですね。

次も楽しみにしてますよ。
No title 


長かったね?

根負けを一時しました。

最終章は卑弥呼の墓です

この次に何を書こうかな・・火山灰と遊ぶ・・難しいからね

哲人の生い立ち日記にするか

人それぞれにドラマあり・・

私の人生も、人並み以上のドラマですからね?

自叙伝と言えば、まだ、輝かしい功績を挙げてませんからね

今まで・・日記なんか書いたことが無いのに

この年になって・・思い出し日記を
No title 


とうとうお迎えがきたのですね....。

 
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