世の為、ひとの為

世の為、ひとの為

私利私欲・党利党略・主義主張を超える理論は、 世の為・人の為がそれである。 法律をも超える事が出来る。 手柄を立てるには、世の為人の為という、 善意と思いやりがなければ、輝かしい功績は残せない

 

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第6話 卑弥呼の受難



 卑弥呼は平凡な娘で、三児の母だった。愛する夫と3人の娘に囲まれて、年を取り、やがては、孫の子守をして、一生を終える。それで、十分の幸せを感じていた。

 ところが、神は、過酷な運命を卑弥呼に与えた。

卑弥呼が三十路を超えた頃から、天候の不順がひどくなってきた。日照りが続き、米の凶作にさらに凶作が積み重なり、水争いはおこるし、食い物の奪い合いが部族間の戦いにまで発展した。力のない者は餓死して死にいたった。弔いのない死体は、死臭を放ち、ウジが湧き、伝染病を発生させ、人口が激減した

 卑弥呼は、この流行病で、愛する夫と3人の娘と両親もなくなってしまった。

生き残ったには、卑弥呼と弟夫婦だけだった。

愛する者をすべて失った神への怒りが点を突き、怒りが納まった時、今度は深?い悲しみに変わる。深い悲しみが心と肉体を傷つける。卑弥呼はすっかり生きる気力を失ってしまった。

寝ても覚めても、愛する夫と娘の面影を追い続けた。しかし、もう居ない!”

生きる望みを失った心が、食欲をうせさせ、見る見る衰弱して行った。

さらに、心が生きることを拒否し、懐に石を詰め込み、川に自ら、沈んでいった。肉体が川底をこすりながら流れ、意識は暗闇の中に消えていった。




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