世の為、ひとの為

世の為、ひとの為

私利私欲・党利党略・主義主張を超える理論は、 世の為・人の為がそれである。 法律をも超える事が出来る。 手柄を立てるには、世の為人の為という、 善意と思いやりがなければ、輝かしい功績は残せない

 

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第23 話 弟・難斗米(なしめ)の回想



 船は追い風を受けて快調に九州へ!

船の揺れが心地よい、難升米は睡魔に襲われた。

深い深い夢の世界に落ちていった。



「ね?さ?んまってよ?」

幼い姉と弟が丘を駆け上っている。

丘の上をやわらかい風が吹いて、足元の野花を揺らしている。

頂登りついて、登って来た方を振り返った。

「わ??!すごい!」

「海だ??」

声をそろえて、叫んだ”玄海灘が一望していた。

そして、姉の結婚式、父と母の懐かしい顔が見えた。

うれしそうな姉の顔と対照的に涙を見せる父。

そして、姉の3人の娘、可愛かった。

さらに、義理の兄と3人の娘の死。

姉の憔悴しきった顔。

その後、追い自殺。

しかし、不思議なことだった。

入水後みんなで必死で探した。やっと、川下で姉を発見した。

しかし、この時には姉の心臓はすでに止まっていた。

川辺で確かに死んでいた。俺も姉の死を確認して泣いた。

泣きながら、姉の遺体を一人で担いで家まで帰ってきた。

通夜を一人で、涙とともに過ごしていた。

その時に、息を吹き返した。奇跡としか言いようが無い。

死んだ人間が生き返った。

いやいや、死んでは無かったのだ。

 今度は女房の顔が浮かんできた。

「あんた!私と姉さんとどっちを愛してるの!姉さんの傍にべったりと、いつもいつも”」

女房のやきもちで喧嘩になった。

「馬鹿な事を言うな!、姉と女房との愛を一緒にするな!

姉はな、少女のような心なんだ、神から頂いた才能を維持するために、面倒を見てるんだ。もし、姉に好きな男が出来たら、この不思議な力失うだろうし、この女は俺のものだと言われたら、仕方が無いではないか、そうなれば、明日から俺達の生活はどうする。おまえ、考えてるのか?」

そういえば、不思議だ!!

姉の性格が、あの日を境に正反対になっている。

勝気で、強い心が、実にもろくなっている。

不思議だ・不思議だ・不思議だ・・・・・・

深?い眠りに落ちた


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Comments

No title 


楽しみにしていますので

よろしくお願いします。

半分なのー!?少しずつでいいですから続けてくださいね。

こういう形で勉強出来る事は今の自分にとても合っています。

巡り会えてよかったー!
No title 


いま!やっと半分だよ!邪馬台国が出来るまで、長いね???
No title 


amiさん!ありがとう。

貴方のコメントで不思議に筆が進む。
No title 


すごくよく分かる。

 
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