世の為、ひとの為

世の為、ひとの為

私利私欲・党利党略・主義主張を超える理論は、 世の為・人の為がそれである。 法律をも超える事が出来る。 手柄を立てるには、世の為人の為という、 善意と思いやりがなければ、輝かしい功績は残せない

 

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第38話 イザナギの黄泉還り 



男は子供より妻を、

女は夫より子供のほうが愛は深い。

子供を失ったとしても、悲しみは妻の方が深い。

イザナギはもう仕事が手に付かない。

「なぜ?死んだ、神を恨む」

ぼ?と中空をにらむ日々をすごした。

遺体はすでに埋葬され、すでに1月過ぎた。

それでも、仕事が手に付かない。

子供達の方が立ち直りが早い。

「父さん”しっかりして、いくら、悲しんでも母は喜ばないよ”」

いくら、息子に激励されても仕事が手に付かない。

ある日、イザナギは、妻の墓に来た。

突如、妻の墓を暴きだした。

「妻に会いたい、もう一目会いたい」

一心に掘り出した。

ついに、妻の顔を見た。

「げ??」

湧き上がる、死臭と、白骨化した骸骨と、肉片の残った部分に

絡みつく蛆虫が目に飛び込んできた。

あわてて、墓を埋め戻した。

イザナギは孤児で育ってきた、父と母との死を見てきた事で

心は鍛えられ、強くなっていた。

ゾンビのような死体を見ても怖れはしなかった。

「あ??妻は死んだのだ。やっと死を受け入れた」

「見てはならぬものを見たな?」

妻の声が聞こえてきた。

「もう!お前は死んだのだ、化けて出ても恐れはしない」

「ふふふ?」

妻の笑い声が聞こえた。

「何がおかしい」

「そうよ!私は、貴方の妻よ、たとえ、死んだとしても

愛してるわ、貴方はまだ、旅の途中よ、寿命が尽きたら

また、会いましょう。」

妻がいつも傍にいる、そんな気がしてきた。

「二度と埋葬した者を、暴いてはならぬ、戒めとして大きな岩をおく」

村人を集イザナギはこう宣言して、、妻の埋葬した土の上に、

大きな岩を置いた。

そして、自分だけの文字で

「イザナミここに眠る」と書き込んだ



これが墓石の始めだった


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Comments

No title 


rekaさん、コメントありがとう!

女に限らず、犬でも、猫でも起こられれば怖い!

死者は必ず出る。人間には寿命があるからね。

しかし、人間は増え続ける。

実に、60億の人口が証明してますよね。

これからが、問題ですよね。

このまま増え続ければ、滅びの笛を聴かねばならない。

人口には限界がありますからね。

どうするか?

桃のみを食べねば、全滅、あるいは、共食いになる。

未来はそこにかかってますよね!・・・・・

と言う風に解釈すると教訓になります。

「神話の中から教訓を得る」

それが、私の哲学です
No title 


たしか,イザナミは,イザナギを追いかけて坂の上までいったら,桃を投げつけられて,「おまえなんて大嫌い」といわれたのでは?

イザナミは,かわいそう。

だから,一日に千人もくびり殺すことになるのよ。

女を怒らせると恐いわよ!

と読むか,

いいさ,ボクは,1500人の子供を産むから

に注目して読むか,,,,

とか,昔々,どこかでならったような,,,。

私は,「女を怒らせると,,,,」の方よ。

鬼になるわ!

マジで。
No title 


男の人の方が愛する人の死を引きずるのですね。

肉体は死んでも魂は滅びないと思う。

 
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