世の為、ひとの為

世の為、ひとの為

私利私欲・党利党略・主義主張を超える理論は、 世の為・人の為がそれである。 法律をも超える事が出来る。 手柄を立てるには、世の為人の為という、 善意と思いやりがなければ、輝かしい功績は残せない

 

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 
 

第71話 滅びの笛 ノアの洪水 2



帝が武に問いかけた。

「お前もこに残れ”一緒に40日を耐えよう」

武は丁重に辞退した。

「作戦の失敗の責任を取ります」

帝「何を言う!どの道人類は滅亡する運命だったのだ。

  おとなしく、座して死を待つのは悔しいではないか

  その点、地球に一泡吹かせてやったではないか。

  バンアレン帯とハレー彗星を創ったではないか。」

  後世において称えられる輝かしい功績だ。

  しかし、勲章はもう出せないがな。 

  あははははは????」

帝は豪快に笑った

武「それと、もう一つ、太陽を西から昇らせた」

帝「そうだったな。わははは??」

武も笑った。

帝「地球の方が一枚上手だったな??。」

武「また、南極は沈み始めます。7千年の時の彼方で

  同じことが起こります。子孫に忘れることなく

  伝えてください。必ず」

武は帝の元を辞して妻の待つ大阪へ去った。

「お??い”帰ったぞ~?」

妻「お帰りなさい”」

武「娘達は?」

妻は涙を抑えながら首を振った

武「そうか・・・・」

もう会話にならなかった



卑弥呼はこの夫婦を見続けた。

「地球と戦った男だいったいどんな生い立ちをしんなだろう」

そして、時間を50年ほど巻き戻した。

大和武の生まれる瞬間を見た

未熟児で、弱々しい赤ん坊だった。

祖父母と夫婦と父親の兄弟と武の姉の少女が見えた。

にぎやかな家族が生まれる瞬間を見守っていた。

母親も産後のひだちが悪く、母子共に不安の種だった

しかし、危機は乗り切りすくすくと育った

「なんという父親だ。子供を一度も抱いたことがない

 子を可愛いと思わないのか?この父親の生い立ちが、

 また、知りたくなった」

時間をゆっくりまた、巻き戻した。

「あ?そうだったのか、この父親の心が死んでいる。

 戦争が、優しい青年をすっかり変えてしまったのか」

 時間を早めて、また、武の成長を見た。

「やはり、この夫婦は離婚したか”仕方があるまい。

 傷ついた深い心の中まで妻が知る由も無い、まったく

 働く気力を失った男に哀訴を付かした、この離婚も

 運悪く家業が傾き、祖父が財産を騙し取られ、住む家をなく すとは、これが、きっかけで、家族がばらばらになった」

母子3人で暮らし始めたが・・・

なんと、父親の戦争の呪いが祖父に取り付いた”

祖父母が自殺の相談をしてる。

「もう生きていても仕方がない、明日、死のうか」

「そうね”それもいいね。おじいさんや」

明日死ぬ”そう思った祖父は死ぬ前に孫の顔が見たくなった

そして、孫に会いに行った。

卑弥呼「あ??なんと”年端も行かぬこの子が、祖父に

    取り付いた死神に噛み付いた、この子は死神が

    見えたのか?母親はまったく気が付かぬが・・」

祖父が帰る時間が来た、抱いていた子を母が受け取ろうとして

手を伸ばした、母の手を振り払い振り払い最後母の手に噛みついた。

「お??か見つかれた母親が母としての自身を失った」

祖父が誤解をした

「母より祖父が好きだという子がいるはずが無いのに」

祖父がこの子を連れて行った。

祖母は孫を抱いて帰ってきた祖父の顔から死相が消えていた

死神はどこに行った?

今度は、この子に取り付いている”

待てど暮らせど母は迎えに来ない・・・・

 母に見捨てられたと悟るのに長い時間は要らない。

元気を失い、心が痛み傷つき高熱が出た、40℃を超える

熱が子のこの肉体を弱らせている、しかし、4日後に熱がさめた。

「死神を封印した”記憶と共に」

母と暮らした記憶も、姉と遊んだことも・・・

いやいあ、母は姉も父もいなかった。

目を覚ましたとき・・祖父母しかいなかった

「なんと不幸な生い立ちなんだ”」

「お??この不幸な生い立ちを補ったのが、この妻か”」



武「妻よ”死ぬ時期がきた、一緒に死んでくれるか」

妻「いまさら、もう”何処にもいけないわよ」

・・・・・・・

座して死を待った・・・




















スポンサーサイト

 
 

Comments

No title 


どちらが助かるのでしょう...。

 
<- 08 2017 ->
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -
プロフィール

日本太公望

Author:日本太公望
FC2ブログへようこそ!

スポンサードリンク
最新記事
最新コメント
フリーエリア


Archive RSS Login
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。